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塚本雅久建築設計事務所


by 塚本雅久

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ラジオ告知の内容

2023年10月10日(火) 18:15~ 生放送 で「~文化ホールを時代を超えて使うには~ 市民参加型講座 建築の再生活用を市民と考える Vol.2」について告知しました内容を文章としました。
「 ~夕刊ラジオ~レディオモモ 」 ゲストコーナー  
放 送 2023年10月10日(火) 18:15~ 生放送   パーソナリティー 槙枝 妙子さん

槙枝:さてこの時間は、10月26日(木)に天神山文化プラザで開催されるシンポジウムについてのご案内です。 スタジオには、塚本雅久建築設計事務所 塚本雅久さんにお越し頂いています。 よろしくお願いします。
塚本:塚本雅久建築設計事務所 塚本雅久と申します。宜しくお願い致します。私は、日本建築家協会 中国支部で保存再生委員長をしており、岡山の西の果て、カブトガニとラーメンの有名な笠岡市からやってきました。よろしくお願いします。

槙枝: 「~文化ホールを時代を超えて使うには~ 市民参加型講座 建築の再生活用を市民と考える Vol.2」 まず、こちらは どんなシンポジウムなのか簡単に教えてください。
塚本:今年、岡山市民会館が開館60年になります。岡山市では新ホール『岡山芸術創造劇場ハレノワ』の建設に伴い、岡山市民会館が閉館となります。全国では街の文化的、歴史的価値の見直しにより近代建築の再生活用の事例が多くみられるようになりましたが、閉館、解体という事例も多数あり、近代建築の危機とも言える状況なのです。この岡山市民会館も、閉館、解体という流れがあり、今一度この貴重な建築について考えてみようではないか。というものです。

槙枝:岡山市民会館は、どのような建物ですか
塚本:岡山市民会館は、佐藤武夫という有名な建築家の設計により1963年に建設されました。八角形のプラン、Vの字外観、2階のホワイエには、ガラスモザイクの壁という素晴らしいデザインです。近代建築は、力強さとスッキリとしたデザインのものが多いですが、岡山市民会館は、非常に受け入れやすい、キャッチ-であり、愛着がわきやすいデザインですので、私どもとしてみては、非常に寂しいというか、疑問に思う事もあり、立ち上げたシンポジウムです。一般の方が見過ごしやすい事を、立ち止まって聞ける機会と思っています。今年の2月に岡山市民会館で行いまして、2回目を今回、天神山文化プラザで行います。

槙枝:貴重なお話が聴くことが出来るチャンスですよね。 お話頂く講師の方はどんな方?また、どんな方に参加していただきたいですか? ( 講師紹介など )
塚本: まずは、宮本佳明(ミヤモトカツヒロ)さん。現在、早稲田大学教授をされています。阪神淡路大震災でゼンカイとされた建築物を再生された「ゼンカイハウス」や第6回ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で金獅子賞を受賞されています。市民会館や体育館というホール建築は、その用途の役割を終える状況になった場合、その計画上、用途の変更は困難と言われておりますが、福岡県北九州市の旧八幡市民会館。設計は建築家の村野藤吾。1958年の完成。この用途の変更計画から北九州市立埋蔵文化財センター移転改修工事の設計を担当されており、その魅力と可能性についてお聞きします。なかなか、ホール建築の用途を変更する設計をされた方は、いらっしゃらないので、貴重です。お二人目は、コーディネーターをして頂く笠原一人(カサハラカズト)さん。現在、京都工芸繊維大学助教をされています。多くの建築物の保存再生に強く関わり活動もされている方で、京都モダン建築祭実行委員長。神戸モダン建築祭実行委員。をされ近代建築、歴史的建築物の保存再生のスペシャリストです。著書には、『村野藤吾のリノベーション』『建築家 浦辺鎮太郎の仕事』等があり、私も勉強になる本ばかりです。このシンポジウムは、市民参加型講座としており、一般参加型のシンポジウムのプログラムも、もうけています。通常、講演等の場合、最後に質疑コ-ナーがありますが、沢山質問して頂く為に時間をとっています。建築、公共建築は、市民のものである事を認識して頂き、ざっくばらんに、質問していただきたいです。

槙枝:改めて開催日時や場所、参加方法などについて教えてください。
塚本:日時    2023年10月26日(木) 18:00~20:00受付17:30~
場所   天神山文化プラザ 大ホール (岡山市北区天神町8−54)
定員は270名    入場無料です。  事前予約なしでも参加できますが、満員の場合、予約の方を優先しますので、できるだけ予約してください。事前予約では名前、住所、電話番号を記入の上、お申し込み下さい。
お問い合わせ申し込み先:日本建築家協会(JIA) 中国支部  TEL:082-222-8810  ネット:JIA中国で検索してください。
トップページにこのシンポジウムの事を掲載されていますので、そこでチラシを確認する事ができます。
  

槙枝:最後に 塚本さんからお聴きの方にメッセージをお願いします!
塚本:一般的に建築物を保存するイメージは、例えば、京都や奈良の歴史的建築物であったり、海外では、ヨーロッパでいうと、パリとか。集落と言えば、白い壁や青い壁でオレンジの屋根の建物群とか...いろいろありますが、そういうイメ-ジがありませんか。そういうイメージばかりではなく、視点を変えて。最近、多様性という言葉をよく聞きます。これは建築物でも言えると思います。
例えば、岡山では、倉敷の美観地区があります。白壁の町として有名で、江戸時代の住宅や倉のイメージが第一にきますが、その中には、大正11年完成の現在、児島虎次郎記念館となっていますが、ルネッサンス風の旧中国銀行倉敷本町支店があり、昭和5年完成、ギリシャ神殿風の大原美術館。昭和49年。この時代に、工場を用途を変更してリノベーションした複合文化施設のアイビースクエアがあります。この倉敷の魅力は、この時代を超えた建築物の多様性にあると思います。皆さんの地域にも言える事で、建築物は、建設や解体を繰り返していると思います。住んでいる所の愛着というのは、どこから来るものなのでしょうか。街並、風景というのは、大きな要素です。いろいろな時代の価値観の共有する為に、風景や町並が、ここに住み続けよう、帰ってこよう!の要素の一つと思うのではないでしょうか。   それが愛着につながるのではないでしょうか。
私は、笠岡市の出身で、高校時代に、佐野元春やパーソンズ等のライブに岡山市民会館にきた事を思い出します。路面電車の城下駅ぐらいから、ゆるやかな坂道をあがり、八角形の姿があらわれ、右側のツタに覆われた喫茶店の建物をかいま見ながら、公園につながり、ピロティ部分で並び、建築物内に入り、二階席になると、ガラスモザイクの前を通り座席に着くというシーンは頭に焼き付いています。
そういうシ-ンは、イベントと共に岡山市の人は、もっと多いのではないでしょうか。
建築物を保存するという事は、記憶や思い出を残すという事につながります。そして、この岡山市民会館について、もう一度、皆さんといっしょに考えてみよう。というシンポジウムです。是非、みなさん、ご参加ください。よろしくお願いします。

リクエスト曲 パーソンズ:7COLORS

# by tsukaarchi | 2023-10-12 14:17 | information | Comments(0)

ラジオ告知「~文化ホールを時代を超えて使うには~市民参加型講座:建築の再生活用を市民と考えるVol.2」

2023 年1 0 月10 日(火) 18:15~ 生放送
「 ~夕刊ラジオ~レディオモモ 」 ゲストコーナーにて

10月26日(木)18:00~で天神山文化プラザで開催されるシンポジウムについて、私がご紹介をします。
「~文化ホールを時代を超えて使うには~市民参加型講座:建築の再生活用を市民と考えるVol.2」

お時間がある方は、お聞きください。
ネットラジオで聞けますのでリンクしておきます。



# by tsukaarchi | 2023-10-05 11:58 | イベント・相談会 | Comments(0)

屋外との関係

最近、私の現在、代表作的な作品で『露路のある家』に、ご興味を持って頂き設計をしています。
この住宅作品はリノベーションであり、コンセプトは、大きく3つあります。
1、屋外との関係で格子を設置。
2、2世帯住宅(既存住宅の有効利用)
3、勝手口ばかり利用してしまうという玄関との逆転の改善で露路(通り土間)を設置。

この1つ目の『屋外との関係で格子を設置』にご興味を頂いております。屋内と屋外との関係というのは、よくあるテーマであり、住宅を設計していれば、確実に検討する内容です。大きな庭がない限り外の目線が気になるというものです。昨今、岡山の田舎でも閉鎖的な住宅も多く、問題の一つと思っています。都市ならばともかく、閉鎖的で町並が崩れ、外を見るという行為が希薄になり、地域の防犯性の懸念につながります。人は、地域や社会が健全であって安全な生活があるので、こういう事に寄与するという事は、自分を守る行為ともなります。

その外部との関係、よくプライヴァシーとか言いますが、それをコントロールする上で格子があります。和風的な要素として格子ですが、ルーバーとも言います。目線を切り、間隔やデザインにより、プライヴァシーの程度を調整します。全く閉鎖的になる事はなく、住人の息吹を感じれるものとなります。この格子、ル-バーは、美しい町並を形成する事にも一役買ってくれので、魅力ある地域との一つとなります。人口減少、過疎化は、個人にも関係する事なので、長く住まう事を考えれば、有効な手段です。さまざまな技術やデザインで多くのものが獲得できる一つのメソッドです。

# by tsukaarchi | 2023-06-08 09:24 | 建築 | Comments(0)

これから提案する住宅

これからの提案する住宅の基軸に、混構造住宅を提案して行こうと思っています。
昨今、耐震、省エネ(断熱性)、対災害について住宅というのは、大きなテーマです。これは専門家でなくてもご存知との事と思います。ただ世間一般的に、省エネはともかく、根本的に解決していない住宅が多いのは現実と思います。CMとかでもありますが、耐震、構造の強さは、快適性と裏腹にあり、構造を強くすれば、窓を小さくしたりデザイン的な制限が出てきます。災害については、浸水等があれば、木造であれば、また建て替えするのか?という住宅も普通に建てられ、一般的にはそういう浸水、災害への対策された住宅は珍しいです。これだけいろいろ、災害等もありながら意外と、問題を解決する流れはないように感じます。

では鉄筋コンクリート造、鉄骨造になれば、良いのかという解決もありますが、昨今カーボンニュートラル、コスト高、デザイン性の選択肢を考えれば、木造+コンクリート、鉄骨というのが合理的であると思います。なぜこの流れが、一般的に提案されないかは、やはり、設計のレベルが高度であったりする事が理由と思われます。私としてみれば、そういう事に向き合い本当に持続していける建築というのを今後提案して行きます。昨今の木造化という大きな流れと、鉄筋コンクリート造、鉄骨を組み合わせた名前だけだではない次世代型建築を強く提案していきます。



# by tsukaarchi | 2023-05-01 17:27 | 建築 | Comments(0)

「建築の再生活用を市民と考える」を終えてのつぶやき

「建築の再生活用を市民と考える」を終えてのつぶやき_c0359961_17150448.jpg
2023年2月5日に岡山市民会館で「建築の再生活用を市民と考える」を開催しました。私としては、建築イベントで初めての中心的な役割で、不安でしたが、メンバー、講師の方々の力量で、充実した会になったように思っています。

この会は、「岡山市民会館」が閉館し解体されるという疑問から立ち上がった会です。ただ現状、既に解体までのスケジュール設定があり、何かの礎になればという姿勢もあります。
***
以下。プログラムから。
・岡山市民会館見学
講師は、山田孝延氏(岡山県立大学名誉教授)と増田俊哉氏(岡山理科大学教授)。近現代建築物緊急重点調査というのが一昨年あり、御一緒させて頂いたお二人で、岡山市民会館の建築的観点から言えば、外せないお二人と認識しております。今回、私は運営側なので見学はできませんでしたが、内容の概要を確認した時に、ホールのデザイン、音響はもとより、通常、気づかない視線であったり、階段の計画、構造等を計画しておられ、楽しめるものになっておりました。このような見学会を一般の方にもっと多く参加して頂ければ、また別の判断があったのではないでしょうか。
※近年の岡山市民会館での見学会
2015年10月「建築文化週間2015戦災復興より70年-岡山の建築と街のあゆみ再考-」岡山市内の建築7コースの一般公開(日本建築学会)。
2018年8月「建築家のしごと展」の企画による見学会。

・シンポジウム+座談会
鯵坂徹氏(鹿児島大学教授)は、JIA保存再生活動やDOCOMOMO Japanに携われ、国際文化会館という三巨匠の建築家設計の改修設計に携わり、学術、実務の近代建築改修のスペシャリスト。私も以前JIAの修復塾サロンにおいて講義をお聞きしており、ご参加を楽しみにしておりました。シンポジウムの内容は、国際文化会館の改修を中心に、近代建築の危機を伝えて頂きました。ヴィクトル・ユーゴーの言葉で、「建造物には2つのものがある。用と美である。用は所有者に属し、美は皆に属する。したがって、それは破壊する権利を上回る」を紹介され建築文化の根源のように感じました。座談会では、「価値のある建築物をなくすという事は、外に出て歩けない。」と言われ、再生保存に限らず、デザインに関わる建築家の矜持を伝えてもらいました。

・シンポジウム+座談会
花本猛氏(株式会社佐藤総合計画)は、防府公会堂(設計:佐藤武夫)の改修設計に携われ、JIA中国建築大賞特別賞を受賞されていました。株式会社佐藤総合計画は、岡山市民会館の設計者、佐藤武夫が創設した建築設計事務所を継承・発展させた組織事務所であり、共通項を探らせてもらいました。内容的にも設計計画の詳細まで、ご紹介頂き、現代のホ-ルとして活用できる流れを学ばせて頂きました。

・シンポジウム+座談会
来間直樹氏(クルマナオキ建築設計事務所)は、米子公会堂(設計:村野藤吾)の保存運動に携われていました。米子公会堂は、(株)日建設計において改修設計されJIA中国建築大賞特別賞を受賞されています。私自身、最も注目した方で、興味深い内容でした。建設時の米子公会堂の建設費は、地域住民の募金が行われ、募金額は3300万円、法人、県外を加えると5200万円もあり、建築物が地域の活動により建設されいるのは、感心しました。この時点で、みんなの建築物であったのです。1回目の改修は、村野藤吾氏がし、そして2回目の改修。保存会の発足、耐震診断の疑問からの流れ、愛着ある市民活動。一つのお手本となるような流れは、非常に参考になるものでした。建築家とは、デザインを提案するのが主流で、私もそれを信じてやってきたようなものですが、デザインというは、社会に対する提案であるので、こういう活動も建築家の仕事のように思い始めた活動ですが、このような事例を拝見すると、実感できたように感じました。

・シンポジウム+座談会
佐藤正平氏(佐藤建築事務所)は、岡山の建築に携わる方、岡山市周辺の一般の方にも、知らない人がいないと思われるルネスホールを設計をされた方です。岡山に、いながら今回初めてお会いできて嬉しい出来事の一つです。ルネスホールは、旧日銀岡山支店の改修であり、平成10年に岡山県が取得、そして以前に図書館への改修予定があり、それを変更しホールの設計に至っています。設計内容では、デザインの要所である補強と設備を交えた柱デザイン、都市に開かれた計画を紹介して頂きました。最後に、長期に渡るこの計画において「ゆっくりと粘り強く、持続するこころざしが大切」と言われ、「市民+建築家」の重要性を説いて頂きました。

・座談会
弥田俊男氏(岡山理科大学建築学科准教授)は、この会の準備段階からアドヴァイザーとして参加して頂いてる方です。その打合せには、建築家の神家昭雄氏も出席して頂き、両名様には感謝致します。座談会の出席において、岡山市民会館周辺の地域性について印象に残りました。岡山でのこの地域の重要性から、ルネスホールの素晴らしさ、そして、弥田氏の参加されている保存再生プロジェクト福岡醤油の位地的な環境を踏まえ、岡山市民会館の重要性を伝えてもらいました。

・シンポジウム+座談会 コーディネーター
笠原 一人氏(京都工芸繊維大学助教)は、この企画のメンバー選定に深く関わり、以上の内容、メンバーをまとめ、濃くわかりやすい内容として、コーディネートしてくださりました。それは、笠原氏自身の知識や経験によるものであり、建築への深い造詣を感じるものでした。


以上のように、濃い内容が繰り広げられ、運営側が言うのもおかしいですが、このような素晴らしい会は、なかなかないのではないかと思う程でした。
第二弾を、JIAの支部行事として予定しております。良き会ができるように、メンバー一同、頑張りますのでよろしくお願いいたします。

***
今回、心に残るキーワードとして、街や都市の魅力であると共に、公共建築は、市民のものであるという事です。今まで岡山市民会館で行われたイベントは、様々です。コンサート等もありますが、地域の行事も行われています。このような記憶というのは、建築物の愛着でもあり地域の愛着としてもつながるものです。私は、岡山県西部の市に住んでいますが、学生時代は、ロックミュージシャンのライブによく行ったもので、路面電車の城下駅ぐらいからの(西側)ゆるやかな坂道をあがりながら、八角形のファサードがあらわれ、右側のツタに覆われた喫茶、BARの建物を垣間見ながら、公園につながり、ピロティ部分で並び、建築物内に入り、二階席になると、ステンドグラスの前を通り座席に着くというシーンは頭に焼き付いています。この頃の私は、特に建築を志している時期でもないので、たぶん、岡山市近郊の方は、それ以上に思い入れはあるのではないでしょうか。

「岡山市民会館」に限らず、建築物は、街の重要な要素である事です。老朽化という表現もありますが、歴史、時間を積み重ねたものという表現もできます。歴史、時間を重ねるという、時間をコントロ-ルする事はできません。これは魅力的な要素です。ニュースとかでもよく取り上げられるインバウンドは、日本文化を求めてきます。それは、京都のような歴史的な環境にのみならず、日本独自の環境、サブカルチャー等、多伎に渡ります。開発が繰り返す都会への魅力もありますが、地域性を求めて行動する事はよく知られています。これは日本人でも同様とだと思いますが、その財産につながる解体は各地であると思います。昨今は、街歩きというイベントもありますが、主要な建築物をつなぎ歩いてみと、新しい魅力を発見、再認識ができるので多くの人に体感してほしいもので、特に、この周辺の計画は、素晴らしく、公園、他の建築物の関係性、高低差など魅力的に誘導していきます。

そういう事を考え、建築物に視線を移し、「岡山市民会館」は、岡山の近代建築を代表する建築物の一つであり、一部耐震に問題がありますが、耐震補強なり、一部修繕、全部を壊さなくても一部解体とかで何とかなりそうな感じですが、このようなスケジュールが設定されているのは、議論が、何かのタイミングで、すり抜けて行ったのかなと思う程です。

# by tsukaarchi | 2023-02-08 17:24 | 建築 | Comments(0)